モガ、最後のシ者。佐久間紅美です。
ご挨拶が遅くなり、申し訳ありませんでした。
「絢爛とか爛漫とか」終幕から約一週間…
でも、もっともっと長い時間が経ってしまったような気がしています。
公演期間がいろんな意味で余りにも濃密だったためか、
そこからものすごい勢いで現実世界に引き戻され
愛おしい日々が遠い記憶になっていくようで、なんだかせつないですね。
役柄の設定年齢より10歳くらい実年齢が上のイイ大人たちですが
先週まで、間違いなく、わたしたちの青春はあそこにありました。
たくさんの不安に押し潰されそうになり、
支え合うことと、ほんのちょっとの自分への期待と信頼で
なんとか毎公演を一緒に駆け抜けたモガの仲間たち。
松崎亜希子ちゃんも書いてましたが、
わたしたちは毎公演、初登場直前に袖の暗闇の中で小さな円陣を組んで
お互いの体温と緊張を感じながら、精一杯の演技を誓い合いました。
愛おしいモガの仲間たち。ありがとう。
モボのみんなとは直接は絡めなかったけど、
4人がスタッフとしてフル稼働でわたしたちを支えてくれました。
そして、キャストとしてはすてきなライバルでした。ありがとう。
……あれ。何を書いてるかわからなくなってきましたが(*u_u)
とにかく、まだまだたくさんのスタッフ、良太におきぬ。
そして、10人のキャストを情熱的に育て上げてくれた演出家。
そしてそして、最初から最後まで
あたたかくわたしたちを見守ってくださったたくさんのお客さまのおかげで、
無事に全ステージを終えることができました。
お客さまの中に、わたしたちの紡いだ言葉や、ぶつけ合った感情や、
「何かをお届けしたい」という情熱や…何かしらが残っていくなら
こんなに嬉しいことはありません。
舞台というのは打ち上げ花火のようで、輝いていられるのはほんの一瞬。
だけど、だからこそ、その一瞬に、有らん限りの想いを込めて…。
応援してくださったみなさま、本当に本当にありがとうございました。
またぜひどこかでお会いしましょうね☆
佐久間紅美